須佐神社を後にして、向かうは出雲大社。いよいよ出雲大社に、と思うとテンションMAX!車窓からは稲佐の浜も見られて、時間があればここにも寄りたいなー、ナンテ考えたりした。
出雲大社の駐車場に入るまでにちょっと時間がかかったけれど、何とか12:40頃には到着。
土曜日ということもあってか、この日は結婚式を挙げるカップル多数。
人の幸せそうな姿を見ると、こちらも幸せな気分になれますよね。
このバスツアーは0泊3日の超弾丸ツアーなのだけれど、その分格安だった(¥15,000)のにも関わらず、団体祈祷込みだった!(←団体祈祷は自由参加で強制ではないという事)12:50にご祈祷が始まるという事だったので、早速神楽殿の中へ。
靴をビニール袋の中にしまい、手にもって神楽殿に入ると、白い輪袈裟のようなものを渡された。(きよかけと言うそう)これを首からかけると正装になるとの事。
私は伊勢でのお神楽と同じような感覚で神楽殿の中に入るのだからと、コートを脱いでジャケットを羽織ったけれど、周りの皆さんはごく普通の服装のままで、私、ここでもちょっと浮いた(爆)
ご祈祷前に巫女さん達がしきりに写真撮影は禁止ですーと言っていたのは、普段写真撮っちゃう人が多いんだろうなぁと思ったりして。あと足は楽に崩して良いですよ、とご祈祷前に神職の方から案内があったけれど、やっぱり神様の前で足は崩せないと思い、正座のまま、ご祈祷を受けた。
しかし、これも比較してはいけないのだろうけれど、伊勢でのお神楽と比べて、カジュアルというか、威圧的ではない物を感じた。伊勢では祝詞を神職の方が挙げている際には、参加者は全員と言って良いほど、頭を下げて祝詞を聞いているので、ここでも頭を下げて祝詞を聞いていたけれど、他の人はみんな頭を下げている様子はなかった。
それにおしゃべりしながら祝詞聞いたりする人が居たのには、びっくりしたなぁ。まぁ団体祈祷で、単なるツアー客にそこまでのマナーを期待する方が間違っているのかもしれないけれど。
団体祈祷終了後、神職の方の案内で本殿まで行き、本殿の玉垣内参拝をさせて頂いた。運よく最初に玉垣内に入れて、本殿のど真ん中で参拝させて頂く事が出来た。神職の方の案内で「二拝四柏一拝」を全員で行うと、それまで曇っていた空から、お日様が顔を出して、本殿に光が差してきた。偶然にしても神々しかった。
最後に神職の方が、
「お参り頂いてありがとうございました。出雲も今年式年遷宮が行われましたが、伊勢の神宮でも式年遷宮が行われました。是非とも伊勢の神宮にも行ってください」
と言った趣旨の話を参拝客にしていたのが、すごく印象に残った。
ちなみに玉垣内を出る時に「きよかけ」は回収されます。
今度来るときには、個人でご祈祷をお願いしたいな、と思いつつ、結局団体祈祷が1時間程かかってしまったので、16:45の集合時間まで
残り3時間位しか無い事に気が付き、慌てて出雲大社を出る。
バスツアーのバスが駐車したのは、神楽殿に一番近い駐車場だったので、きちんと参道を通っていなかった。けれども、やっぱりちゃんと一の鳥居からくぐって参拝したかったので、アホみたいに神楽殿から駐車場経由で出雲大社の敷地内を避け、一の鳥居まで歩いた(笑)
私が高校生だった頃、修学旅行で出雲大社に来た時に宿泊した「竹野屋」さん。
竹内まりやさんのご実家としても有名ですよね。
高校生の時に出雲に来た時は、何だか薄暗い印象の街だったけれど、その時とは違って、道も整備されて、お店も多くなっていて華やかな印象を受けた。
ネコさんもキレイ。
ここまで来て、おなかがとっても空いてきたので、「ご縁横丁」のお蕎麦屋さんでお蕎麦を食べた。
そして入り口のところで「のどぐろ」の丸焼きが売っていたのでこれも頂く。のどぐろって東京だと余り目にしないので、地方でのどぐろがあるとつい食べちゃう、、、