【その2】北陸の旅 永平寺 Part1

2日目。朝、ホテルのどうでも良い朝食を食べ(←ほとんど食べられず)
8:00に出発。

永平寺に行くのでドキドキしていたけれど、隣に座っていた老女が
やたらめったら話かけてきて、外の景色を愛でるといった
旅の楽しみを削がれながらの移動だった。

永平寺到着。

永平寺
永平寺2

永平寺3

永平寺は、今年の5月に高野山に行った際に受けたワークショップで
「高野山の修行も厳しいけれど、永平寺に比べたら」という
高野山のお坊さんの言葉がずっと引っかかって
それ以来、書籍やWebでいろいろ調べていた。
そして宮崎禅師という偉大なお方がいらっしゃった事を知り
どうしても行きたかった場所でもあった。

こんな風にバスツアーで訪れることになるとは思っていなかったけれど
とにかくこの場所に来れた事が嬉しかった。

バスツアーでの参加だったので、自由時間は90分。
でも、全然時間が足りなかった。。。
今回は下見と思えば良いか、と思いつつ。

永平寺の雲水さん達は黒ブチメガネをかけていて
これも『食う寝る座る 永平寺修行記』に書かれていた通りだったので
(永平寺に上山する際に、メガネは黒ブチと定められている)
うおおおおーと一人勝手に興奮してしまった、、、

吉祥閣に参拝者がある程度集まったところで
雲水さんによる寺内の説明。
こういう事も修行なんだよねーと思いつつ、なんとなくおざなりな印象。
ちょっとあれ?とは思った。
永平寺吉祥閣

吉祥閣で説明を受けたものの
ツアー客として入寺してしまったので、ご朱印を頂く場所が分からなかった。
吉祥閣の入り口でパンフレットを配布していた雲水さんにご朱印を頂ける場所を
確認したら、入場チケットを買う場所の近くにご朱印受付所があったとの事。
寺内を見学してからご朱印頂いても大丈夫でしょうか?と確認すると
今ご朱印を申し込んでおいた方がスムーズですよ、と言われ
パンフレットを見せて頂ければ、再入場出来ますのでとの案内を頂いたので
ありがたくお言葉通りに、ご朱印の受付所まで戻ってご朱印の申込みをした。
近くに居た雲水さん達は、何か話して笑っていた。
正直、修行中のお坊さん達が笑っている場面に出くわした事が無かったので
(高野山でもお坊さんは沢山見たけれど、こういう場面に出くわしたの初めて)
『食う寝る座る 永平寺修行記』に描かれていた永平寺というのは
過去のものなんだろうか?とふと思った。

その後は永平寺内を見学。
広いのと、見たい場所が一杯ありすぎた。
そして
毎日雲水さん達が、私が歩いている場所をキレイに磨き上げているのかと
思うと、頭が下がる思いで一杯だったけれど
他のツアー客や観光客は、そんな事も知る由無し、と言ったカンジで
ぺちゃくちゃおしゃべりしたりしながら、永平寺内を見学していた。

傘松閣の絵天井。

傘松閣の絵天井
宮崎禅師がご存命であれば、こちらは宮崎禅師だったのだろうと思いを馳せ。。。
傘松閣

観光客の参拝料で、お寺の経営が成り立っている部分もあるのだろうけれど
やっぱりこういう場所に来るからには
それなりに敬意を持って来るべきなんじゃないかなぁと
思ったりした。

けれども永平寺は、ヘンにパワースポットとか言われていないから
いわゆる「イカスピ(←私命名)」の皆さんはあまり訪れていない場所らしく
場の空気はすこぶる良かった。
ヘンなヒーラーや新興宗教の連中が行く場所は、なんとなく場が荒れていると
感じるのは私だけなんだろうか?(e.g.天川とか)

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