仏殿を後にして向かった場所は大祖堂。
大祖堂は總持寺の中でも一番大きなお堂だった。
大祖堂
手水で清めて
入口前にはお線香が手向けられるところがあったので、お線香を購入して(¥100)私もお線香を手向けた後に、お参りさせていただいた。
そして次に向かったのが香積台(総受付)
香積台(総受付)
こちらで御朱印も頂戴出来るということで、総受付で御朱印をお願いして、番号札を受け取り書き上がるのを売店・休憩所で待つ。
売店にはお守りや様々なお土産などが販売されていた。
1月に永平寺にお伺いした際に、坐蒲が売店で販売されていたので欲しいなぁ、と思ったけれども、いかんせんその時は小さなボストンバック一つでの旅行だったので、坐蒲が入らないと思って購入を断念した。
總持寺の売店にも、もちろん坐蒲は販売されていたのだけれども、¥4,500の一種類しかなかったので、今回は購入しなくても良いかな、と思って購入は断念。
それにしても總持寺の売店にはいろいろなものが販売されていて(ごま豆腐やら、御煎餅やら)思わず購入しようかと思ったけれども、目に入ったものを手当たり次第に購入してしまうのもなぁと思って自粛(笑)
そして雲水さんが御朱印帳を持ってきて下さったので、お礼を述べて香積台にいらっしゃる大黒天様にご挨拶に伺う。
なんでも日本一大きいといわれる高さ約180センチメートルの大黒尊天様ということで。
大黒尊天(だいこくそんてん)
こちらを通り過ぎる雲水さんが、一礼して通り過ぎる姿が印象的だった。
私もこちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。すると喜んでいただけたようで小槌をフリフリしていただいたような気になった(そして、それを実感する出来事が翌日起こることをこの時は知らず→詳細は書けないのだけれども)
こちら香積台には他にも大黒様がいらっしゃった。
お二方ともとても福々しいお顔をされていらっしゃって、見ているだけでもとても心が和んだ。
香積台を後にして、歩いていたら三松閣にさしかかる。
三松閣
こちらにも売店があるということで、フラフラと立ち寄ってみた。
すると、永平寺の参籠で出されたお菓子と全く同じものを発見してしまい、これは欲しいと思って思わず購入してしまった(笑)意志が弱いなぁと自分でも笑いつつ。
そして白檀と伽羅の香りのバスソルトなるものも発見してしまい、こちらも結局購入。
お土産買うつもり無かったのに、と思いつつも、三松閣を後にして境内を散策すると向唐門が見えた。
向唐門
禅師の入山式や、お正月、7月のみたままつり・11月の御移転記念日の時に開扉されているところだということで。
そしてテクテク歩くと梅壽庵が見えた。
梅壽庵
その左手奥から、神様の気配が漂ってきた。
こちらは總持寺の守護神でいらっしゃる荒神様(三寶大荒神)が鎮座されているところ。
石段を登っていくと、お稲荷さんが鎮座していた。
穴熊稲荷大明神
そして歩みを進めていくと、鐘が見えてきた。
大梵鐘
大梵鐘を通りすぎ、歩いていくと近所の子供たちがこちらで遊んでいる姿があった。地元密着のお社だなぁと思いながら歩く。
途中可愛らしいカメさんのベンチがあって思わずパチリ。
手水もきちんとあった。
三寶殿
お参りさせていただこうと思うと丁度御祈祷の方がいらっしゃったタイミングだった。
御祈祷の場面に遭遇するのは吉兆だったりするので、嬉しくなりつつこちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
三寶殿を後にして、歩いていくと美しいと思った観音様のところに差し掛かる。
平成救世観音
こちらの観音様は、東日本大震災で亡くなられた方のご供養と被災地の復興を願い、安置されたものということで、その眼差しは東北地方へと向けられているということだった。
私がこちらの観音様の前からカメラを向けると三門が映るだけだったけれども
その眼差しの先にあるところに光が満ちるようにと、私もお祈りさせていただいた。
そして境内図を確認したら、宝蔵館「嫡々庵」に行っていないことに気付いた。
宝蔵館「嫡々庵」前には雲水群像があった。
雲水群像
そして宝蔵館「嫡々庵」に辿り着く。
宝蔵館「嫡々庵」
しかしなんと休館ということだった(涙)
展覧会の為に休館かぁ、と思いつつ、最後に大僧堂に辿り着く。
大僧堂
この前に辿り付いた途端、永平寺と同じ空気感だと思った。
總持寺には他にも御霊殿という後醍醐天皇に関係のある場所があるのだけれども、今回病み上がりということで、ちょっとお墓が沢山ある場所に行くのは危険だと思って自粛した(←独り言だと思って下さいませ)
今回フラフラと呼ばれるように行った總持寺だったけれども、大黒尊天様などからお力を頂戴してとても元気になれた。
信じるものは救われるのかも知れない、ということを実感した参拝でした。