いつも旅に出るときは、音楽と共に行動している。
2014年2月の旅のお供の音楽はRADWIMPSの『Xと○と罪と』だった。神社仏閣めぐりをする中で、『実況中継』という曲の神様と仏様のやり取りが、なんともリアルに感じられた旅でもあったりして(笑)あまりにも多くの神様や仏様にお願いするとこうなっちゃうのかな?と。
ほらまた一人 膝をつき 我らに向かって必死の祈り 「神様、神様、仏様 どうかこの願いお叶えください」
神「どうしよう」
仏「ちょっと待ってよ」
神「叶えちゃおう」
仏「だから待てって」神「なんだよ 口を挟むなよ 関係ねーだろ」
仏「関係あんだよ」
神「なんだと?神様どうかお願いって言ってんだろが」
仏「仏様とも言ってんだろが」神「一回だろ 俺は二回だぞ」
仏「回数じゃねぇーよ」
神「なんだよ タイプか?あの子が」仏「うるせー やんのか」
神「やったるよ 我が信者達よ出合えー出合えー 我が力ここに見せつけたまえ」
仏「菩薩の怒りを くらえーくらえー」
実況中継 RADWIMPS
そしてもう一曲。今回の旅の裏テーマ。『五月の蝿』
歌詞がエグイやら、PVが残酷やら、いろいろ言われているけれど、この位の感情、持つ人は持つよね、と思ったりした。
どうでもいい人に、ここまでの感情は持てないもの。
旅先で音楽と共に過去の思いを捨てて来るのは、ある種デトックスにも似た状態を作り出す事に気付いた曲だったりした。
思いって重いんですね。
激動の果てにやっと辿り着いた
僕にも出来た 絶対的な存在
こうやって人は生きてくんでしょう?
産まれて初めての宗教がキミ僕は君を許さないよ
何があっても許さないよ