それによって誰が幸せになるのか~『千日回峰行』を読んで

最近髪の毛の伸びが異様に早く、前回美容室に行ってから3週間しか経っていないのにボサボサのヘアスタイルになってしまったので、今日美容室に行ったら、やっぱり美容師さんからも「前回から3週間しか経ってないのに、髪の毛すごく伸びてません?」と言われてしまった。。。

ここ数週間、仕事以外の時間はずっと寝ているような状態だったので、それも一因だろうとは思うのだけれども、最近ようやくこの異様な眠気も起こらなくなってきた。

変化の前の現象とも考えられるし、ただ単に仕事が忙しくてストレスで眠くなっていただけなのかも知れない。

今度また関西方面に旅に出たいと思い、そしてyoutubeを見ていたら、千日回峰行の様子が窺える映像に出会った。

そして家にある千日回峰行の本を引っ張り出して、光永覚道様の『千日回峰行 』を読んで、自身がストレスの原因でもあると思われるこの仕事を選んだのは、他の誰でも無い自分だということに気付いてしまった。

「楽志」、つまり志を楽しむ、という言葉があります。

人生において何をするにおいても、自分の自由になることは、基本的には何一つないわけです。あるていど、ものごとが自由になるというのは学生のうちまでであって、社会人として何か仕事をしようと思ったら、まず困難が先にある。その困難を工夫して乗り越えていって、苦労を積み重ねて、結果を出す。

それは当たり前であって、苦労のない結果なんてありえません。苦労とか困難という自分に与えられた試練は、考えようでは自分で気がついていない才能に気がつけるチャンスなのかもしれません。

自分が目的をもって、それに向かってする苦労というのは当たり前の努力であって、それは楽しめる苦労です。苦労ばかりで何一ついいことがないというような不平不足をいうことは、自分は努力していませんと宣言しているようなものです。

~中略~

ですから志を楽しむ。志を楽しめば楽しむほど、苦労や困難が大きければ大きいほど、楽しみが増えていく。その苦労ははたから見ると地獄と見えるかもしれませんが、やっている本人は、自分が好きなこと、やりたいことをさせてもらうためにしている苦労ですから、何の苦労にもならない。それを苦労と感じるようでは、いい結果が生まれません。

何事をするのにも障害はつきものであって、障害のない人生なんて考えられません。大なり小なりある。

自分のめざしているものが大きければ大きいほど、障害も大きいわけです。

自分がストレスと感じている仕事をしている意味。

ただ単にお金を稼ぐ手段として仕事を見ていては、それこそ自分の思い通りにならないことが頻発すると心折れてしまうのだろう。

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以前、とあるお寺で出会ったそのお寺の信者さんとお話させていただいたことがあった。

今となってはこの信者さんとお話をするために、そのお寺に赴いたのではないかと思われるくらい、印象に残っている出来事。

会社を経営しているというその信者さんは、自身の意志とは関係なく、成り行きでその会社を引き継ぐことになったのだけれども、会社を引き継いだ際には、多額の負債を抱えているような経営状態だったという。

その事は会社を引き継いだ後に気付いたということだったけれども、お客さんのことを考えると、とにかくその会社を立ち行かせなくてはならないと孤軍奮闘したということ。

そして会社経営だけでは資金繰りが上手く行かない、と言う際には自らアルバイト(肉体労働)をして会社の運営を支えていたというお話を聞いた。

何故そこまでしたのか?と聞いてみたら、成り行きで会社を引き継ぐことになった訳なのだけれども、その会社を信じてくれているお客様が居る限り、その人達を裏切ることは出来ない、ということだった。

実際この信者さんにはお連れの方が居て、そのお連れの方はその会社のお客さんだということだったのだけれども、そのお連れの方は「本当にこの方の信頼が厚くて、それこそ口コミだけでお客さんが押し寄せている状態なんですよ」と教えてくれた。

そしてその信者さんに経営について聞いてみたけれども、お客さんの頭数をお金に見立てて接することは出来ないときっぱりとおっしゃっていた姿がとても印象に残っている。

資金繰りの肉体労働をしていたという時のお話をされていた際も、特段苦労したという雰囲気はみじんも感じさせず、とにかく会社の経営が成り立たないのだとしたのならば、自分がアルバイトなり別の手段で稼げばいいだけの話なんですよ、と仰っていた。

こちらの信者さんからは、自分に関わっている人々には幸せになってほしいという気持ちがひしひしと感じられて、それこそ普通の仕事をしながら、他行に身を投じていると思わざるを得なかったと同時に、こういった方とお話が出来たということは、それこそ神様や仏様のお導きだと思わざるを得ない自分が居た。

現代の魔法使いと呼ばれている落合洋一さんの本(『これからの世界をつくる仲間たちへ』)にも、進路を決めていく上で必要なことは、5つの問いに落とし込むことが出来ると書かれていた(興味のある方はご一読下さい→下手な自己啓発本より良い本です)

その中の問いの一つ

それによって誰が幸せになるのか

これこそがこれからの時代のキーワードなのでしょう。

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