無心の時間を作る

最近高野山へ行った時の事を思い出す。
という事は、「自分を無にする時間が必要」という事をお知らせしてくれているのだろう。去年、高野山へ行った際にはイロイロあったけれど(笑)、再び行きたい!と思わせる魅力がある場所です。

東京から弾丸バスツアーも出てるけれど、せっかく高野山に行くのならば、宿坊に泊まったほうが良いのは確か。宿坊によっては阿字観や写経を指導してくれるところもあるし、宿坊での朝のお勤めには絶対に参加した方が良い。宿坊の方とお話した際にも、最初日帰りのつもりで高野山に遊びに来たけれど、「もっと居たい!」という気分になって、飛び込みで宿泊する人も多いと聞いた。

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自分を無にする時間を作るという事で、多くの人は座禅を組んだり、写経をしたりしている。

写経について言うのならば、確かに一字一字丁寧に書いていると無心になれるのだけれど、一体自分は何について書いているのだろう?と思っていたフシもあった。なので、多くの方の般若心経の現代語訳を読んでみたけれども、イマイチ、ピンと来なかった部分が多かった。そんな折、ネットで偶然見つけた現代語訳は、とても分かりやすかった。

超スゲェ楽になれる方法を知りたいか?
誰でも幸せに生きる方法のヒントだ
もっと力を抜いて楽になるんだ。
苦しみも辛さも全てはいい加減な幻さ、安心しろよ。

この世は空しいモンだ、
痛みも悲しみも最初から空っぽなのさ。
この世は変わり行くモンだ。
苦を楽に変える事だって出来る。
汚れることもありゃ背負い込む事だってある
だから抱え込んだモンを捨てちまう事も出来るはずだ。

この世がどれだけいい加減か分ったか?
苦しみとか病とか、そんなモンにこだわるなよ。

見えてるものにこだわるな。
聞こえるものにしがみつくな。

味や香りなんて人それぞれだろ?
何のアテにもなりゃしない。

揺らぐ心にこだわっちゃダメさ。
それが『無』ってやつさ。
生きてりゃ色々あるさ。
辛いモノを見ないようにするのは難しい。
でも、そんなもんその場に置いていけよ。

先の事は誰にも見えねぇ。
無理して照らそうとしなくていいのさ。
見えない事を愉しめばいいだろ。
それが生きてる実感ってヤツなんだよ。
正しく生きるのは確かに難しいかもな。
でも、明るく生きるのは誰にだって出来るんだよ。

菩薩として生きるコツがあるんだ、苦しんで生きる必要なんてねえよ。
愉しんで生きる菩薩になれよ。
全く恐れを知らなくなったらロクな事にならねえけどな
適度な恐怖だって生きていくのに役立つモンさ。

勘違いするなよ。
非情になれって言ってるんじゃねえ。
夢や空想や慈悲の心を忘れるな、
それができりゃ涅槃はどこにだってある。

生き方は何も変わらねえ、ただ受け止め方が変わるのさ。
心の余裕を持てば誰でもブッダになれるんだぜ。

この般若を覚えとけ。短い言葉だ。

意味なんて知らなくていい、細けぇことはいいんだよ。
苦しみが小さくなったらそれで上等だろ。

嘘もデタラメも全て認めちまえば苦しみは無くなる、そういうモンなのさ。
今までの前置きは全部忘れても良いぜ。
でも、これだけは覚えとけ。

気が向いたら呟いてみろ。
心の中で唱えるだけでもいいんだぜ。

いいか、耳かっぽじってよく聞けよ?

『唱えよ、心は消え、魂は静まり、全ては此処にあり、全てを越えたものなり。』
『悟りはその時叶うだろう。全てはこの真言に成就する。』

心配すんな。大丈夫だ。
般若心経 新訳 (via ayart)

どうでも良い事は考えずに、まず己のしている作業に集中して無を作ること。それが今を生きているという事。

とか言う私めも、最近写経をさぼっていたので(爆)まずは写経セットを引っ張り出してきた。 私は、高野山の大師教会で販売されていた「写経セット」というのを利用しています。写経用紙に弘法大師様のお姿が印刷されているクールな用紙です。

これから手と口を清めて、部屋も香を焚いて清めて、写経しよっと♪


クロワッサン特別編集 はじめての写経 (マガジンハウスムック)

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