さて、徳川の仕掛けはそれだけじゃない。日比谷通りに面する東照宮も、古墳をうまく利用している。
この東照宮は丁度、古墳が鬼門に来る場所に建てられている。こちらは古墳の力を鬼門除けに利用して、東照宮の安泰を謀っていると判じていい。
~うわさの神仏 其ノ三 江戸TOKYO陰陽百景より引用
とこんな事実を知ったのは、こちらの神社へ訪問した後だった。この芝エリアは実はすごいエリアだったという事に、今更気が付く(爆)
増上寺を後にして、芝公園駅方面を歩いていたら、神社の気配が。。。
芝東照宮(しばとうしょうぐう)は、東京都港区にある東照宮。祭神は徳川家康。神体は徳川家康寿像。旧社格は郷社。日光東照宮、久能山東照宮、上野東照宮と並ぶ四大東照宮の一つとされる。
~Wikiより引用
元来は増上寺内の社殿(安国殿と称された)だったけれど、明治初期に神仏分離令により、増上寺から切り離されて芝東照宮となったとの事で。
狛犬さんたち
鳥居
階段を登ると右手に大イチョウ。寛永八年(1641)安国殿の再建に際し、三代将軍徳川家光が植えたものと伝えられるそうです。
手水舎
独特の文字が書かれているのが、神社らしくないというか、手作り感覚あふれているというか、、、
拝殿に行くと、これまた工事中。
参拝後、右手にあったご神水を頂く(←初穂料は任意。それなりにおいてきました)都内で東照宮のご神水が頂けるとは思わなかった!
芝東照宮を後にして、芝公園内を散策。梅が咲いていてキレイだった。
公園内地図で、芝公園には「丸山古墳」なるところがあるのが分かったけれど、何となく行く気にはなれなかったので、そのまま芝公園駅から電車に乗った。なんとなく行かない方がいいところなんじゃないのか?と思って。
家に帰って件の本を読み返したら
怨霊か、はたまた、聖なるパワーか。実際に行って、自分自身で感じてみるのがオススメだ。明るい感じがするとか、暗いとか、それなりにわかるはずである。
参考までに加えると、私は日暮れ過ぎには絶対、この公園には行きません。
~うわさの神仏 其ノ三 江戸TOKYO陰陽百景より引用
と書かれていたのを発見した。
丸山古墳には行かなくて正解だと思った。