心のトゲが抜ける癒しのパワースポット 増上寺に行ってきました

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愛宕神社にお伺いしたのち、たどり着いた地は増上寺。

増上寺、名前は知っていたけれど、実際に来たのは初めてで、こちらもパワースポットなんて言われている事に、訪問後に気付いたりした(爆)

三解脱門

まずこの門に圧倒されてしまった訳でして。

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徳川幕府の助成により、幕府大工頭・中井正清とその配下により建立。元和八年(1622年)に再建されました。増上寺が江戸の初期に大造営された当時の面影を残す唯一の建造物で、国の重要文化財に指定されています。三解脱門とは三つの煩悩「むさぼり、いかり、おろかさ」を解脱する門のことです。建築様式は三戸二階二重門、入母屋造、朱漆塗。唐様を中心とした建物に、和様の勾欄などが加味され、美しさを見せています。
~増上寺HPより引用~

境内に入ると空気感がガラっと変わって、そこはとても良い気が流れているような気がした。

入って左手にいらっしゃった観音様を写真に収めると光がパーッと差してきた。不思議さを感じつつ、歩みを進める。

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仏足石

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グラント松(ヒマラヤ杉)

明治十二年(1879年)、アメリカ合衆国第十八代大統領グラント将軍が訪日の際、参拝記念に植樹されたものとの事。

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境内案合図を見ても、結構な広さがお分かり頂けるかと思います。

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水盤社

もと清揚院殿霊廟(甲府宰相綱重公・三代家光公三男)の一部であり、明治時代の解体・昭和の空襲を逃れたものを、現在地に移築したもの。徳川将軍家霊廟建築を伝える貴重な遺構のひとつであります。
~増上寺HPより引用~

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水盤社で清めた後に、いよいよ大殿へ。

大殿

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この中が一番すごかった(って当たり前か)

中に入ると、薄暗い中、供香の香りが辺り一面に漂い、それだけで自分の邪気が祓われる感覚に陥った。そして荘厳な雰囲気の中、金色に輝く阿弥陀仏の姿が見えた。この時は丁度御祈願をされている方が居たので、数名の僧侶の方々が読経されている最中でもあった。

この雰囲気を忘れていた事に気が付いた。

最近神社ばかりに行っていて、お寺には何となく足が向かなかった。けれども、こういう場面に遭遇すると、高野山などのお寺に行った時の記憶がよみがえり、お寺で学んだ事も沢山あったことを思い出した。自分の内側にある仏性を日々の生活で高めていかなければならない、といったような事を。

そしてこちらにお招き頂いた事に感謝して、祈りをささげた。

本殿後方に椅子が置いてあったので、そちらに腰を掛けて、阿弥陀仏さまに見入っていた。仏教は様々な宗派があって、イマイチ把握できていないというのが正直なところだけれど、宗派抜きで見ても、仏像というのは、拝見するだけで心が和むものだなぁ、と思った(ちなみに私は無宗教です)

読経と共に仏様を見れた事が功を奏したのか?すっかり気持ちが落ち着いて、癒されたような感覚になった。

ちなみに本殿の中は「修行僧の写真撮影はご遠慮ください」と書かれた紙が貼られていたけれど、英語では”no photograph”的な、写真撮影自体を禁止している文面だったので、写真撮るのは控えました。

本堂を後にして、次に向かったのは安国殿。

安国殿

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こちらで御朱印や御守りを頂けます。今回お寺に来ると思っていなかった為、お寺用の御朱印帳を持って来なかった。なので、御朱印頂く事は断念。こちらでも渋いオリジナル御朱印帳があったけれど、すでに御朱印帳何冊持ってるの?というカンジなので、新規購入は控えました(笑)

かわりに「おきあがりこぼし」の超キュートなお地蔵さんを発見!

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こういう可愛いお地蔵さんの置物を探していたのだけれど、なかなか見つからなかったので、即購入(¥500也)

こちらの安国殿は、「黒本尊」といわれる室町時代の恵心僧都作とされる秘仏の阿弥陀如来をお まつりしているところでもあるので、こちらでも参拝させて頂いた。

その後西向聖観世音菩薩へ。

西向聖観世音菩薩

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ちなみに増上寺に存する子育て招福地蔵の総数は1,300体との事で、西向観音像にちなんで昭和50年ごろから増えはじめたそうです。

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そして徳川家墓所(徳川家霊廟)へ。

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徳川家墓所は土日祝日だと特別公開しているとの事。この日は平日なので閉まってました。

徳川家墓所(徳川家霊廟)

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両脇には昇り龍・下り龍が鋳抜かれているという事だったけれど、近くで見ても良く分からなかったというのが正直なところでして。。。

徳川家墓所を後にして、向かうは熊野神社

熊野神社

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元和十年(1624年)、当寺第十三世正誉廓山上人が熊野権現を増上寺鎮守として東北の鬼門に勧請したもの。『熊野』は「クマノ」・「ユヤ」と二通りの呼称がありますが、当山では「ユヤ」権現として親しまれています。
~増上寺HPより引用

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ここでも熊野か、と思いつつ、お参りさせて頂く。

近くに鐘楼堂があったのでパチリ。

鐘楼堂

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三解脱門から出て、芝公園駅方面に歩くと黒門があります。

黒門

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歩みを進めると、旧台徳院霊廟惣門というところに差し掛かる。

旧台徳院霊廟惣門

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増上寺山内の南端に位置する台徳院霊廟は、寛永9年(1632)に造営されたもので、2代将軍徳川秀忠の廟所。芝の徳川家霊廟の中で、最も規模が大きく、地形の起伏を利用した壮麗な建築群を誇っていました。しかし、昭和20年(1945)の戦災に際して、罹災を免れたのはわずかに惣門、勅額門、御成門、丁字門のみでした。惣門が現地に保存され、それ以外の門は狭山不動寺(埼玉県)へと移築されて現存します。
港区ゆかりの人物データベースサイトより引用~

そしてこちらには木造仁王像もいらっしゃいまして

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こういう歴史的建造物が、都会のど真ん中にあるっていう事が不思議だなぁって思ってしまうのと同時に、東京に住んでいるくせに、東京の事をちっとも知らないという事を気付かされたのでした。

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