ここは本当にすごかった 香椎宮 18th Feb, 2014

旅行最終日~。という事で、今日は博多から近い神社をめぐる事にしました。と、言っても当日朝まで具体的にどこに行こうかは考えていなかった。博多から近い神社と言っても沢山あるし、その日の気分で、とガイドブックをペラペラしていたら、神功皇后もお祀りされているという事だったので、香椎宮に行ってみる事にした。

率直な感想としては、今回の旅の中で一番良い神社だった。私とエネルギー的にぴったり合った場所だったので、とても良いところに感じた。
なので写真もいつもより大きめサイズでアップ(笑)

朝食モリモリ食べて、ホテルをチェックアウト。荷物を預かってもらって、いざ香椎宮へ。博多から香椎駅に行って、乗り換えて香椎神宮駅まで。
香椎駅から香椎神宮に行く電車が2両編成だったことに衝撃を受ける。
DSCF2836

そして香椎神宮駅に到着すると、これまた小さい駅で衝撃を受ける。駅からは徒歩4分位で香椎宮に到着。

DSCF2838

DSCF2837

DSCF2843

ガイドブックには詳細な情報が全く載っていなかったけれど、地図を見ると大きいお宮だと分かる。

DSCF2840

てくてく歩いて行くと、楼門に差し掛かる。

楼門

DSCF2844
楼門が工事中だった。なので、昨日の宗像大社の辺津宮と同じような感じなのかしらん?と思ったけれど、楼門を潜ると空気感がガラッと変わる。

香椎宮のHPを見ていたら、こちらもパワースポットらしいけれど、私的には「?」という感じで。もっとすごいところがあるでしょ!って。

以前【華丸大吉のなんしようと?】でも紹介させていただいたのですが、当宮にも実はパワースポットがあるんです・・・
お参りの方の間で信仰されているみたいで、
1.まずは狛犬に触れます・・・口が閉じている吽形(うんぎょう)の方の狛犬に触れます。運が開けるようにと言う意味からです。
2.次に手水舎の横の石畳(最近石畳が1枚変えられたので色が1ヶ所だけ違います)から楼門を覗きます。すると、楼門の門のなかに石段の下にある鳥居が見えます。すると【開】と言う字になります。
運が開くと言うことで信仰されているようです
皆さんもお参りされた際は試してみてくださいね
~香椎宮 HP 巫女日誌 開運スポットのご紹介ですっ*^-^* から引用

手水舎

DSCF2845

これが触ると運が開ける狛犬さんらしい。私は触ってませんけどねー(笑)

DSCF2846
DSCF2848

綾杉

これを見た途端、しばし動けなくなる。今まで色々なご神木を見て来たけれど、ここまで「聖」を感じたご神木は無い。

ちなみにこの綾杉というのは

神功皇后の三韓征伐から帰国した際、三種の宝を埋め、「永遠に本朝を鎮護すべし」と誓いを立てて鎧の袖の杉枝をその上に挿したものが現在の大木となったとされる。普通の杉と葉の形状が異なり、綾状になっていることからこの名が付いた。大宰帥に任じられた者は、香椎宮に参拝し神職からこの杉の葉を冠に挿されるのが恒例とされていた。
~Wikipedia 香椎宮より引用

また、香椎宮で頂いた香椎宮略誌というリーフレットには

神功皇后が御自身の御神霊をこの杉に留め、仲哀天皇のお側に永士を祈られたので、国家鎮護の象徴として、古来よりその彬葉を朝廷に献上しています。

という記載もあった。

DSCF2850

DSCF2851
DSCF2849

勅使参拝標石

DSCF2854

香椎宮というのは、実はとてもすごいところで

古くから朝廷の崇敬厚く、祈願・奉幣等は宇佐神宮に次ぐ扱いを受け、伊勢神宮、氣比神宮、石清水八幡宮と共に本朝四所と称された。 神亀5年(728年)11月、太宰の官人等が香椎廟を拝んだ後、香椎の浦でつくった大伴旅人らの歌が万葉集に載っている。 「いざ子ども香椎の潟に白栲(しろたへ)の袖さへぬれて朝菜つみてむ」(大伴旅人)(6-957)

武家からも尊崇を集め、室町将軍足利義政、1587年(天正15年)に小早川隆景、江戸時代には代々の福岡藩主の黒田家の造営、修築が伝えられる。

明治時代に官幣大社となる。終戦までは勅祭社に指定され、現在でも十年に一度吉日を選定し、宮内庁より勅使が遣わされている(香椎宮臨時奉幣祭)

~Wikipedia 香椎宮より引用

この勅使参拝標石というのも香椎宮だけにある貴重な標石ということ。写真は「御祓所」の標石だけれども、そのほかにも御休息所、御手洗所、御脱剣所、衛士居所という計五つの標石が境内には立っています。

そしていよいよ拝殿へと向かう。この門の前に立つと、ものすごく気が流れているのを感じる。龍の通り道。

DSCF2855

その気が本殿へと向かっている。

DSCF2859

もうこの中に入っただけで、多幸感にあふれてしまって、本当にいいところだなぁ、とつぶやいてしまったくらいだった。参拝させて頂いて、お御籤を引くと、涙がちょちょぎれる位に優しいお言葉を頂いた。

その後お札等の授与所で、香椎宮のステッカーと、祓塩を頂いた。そして巫女さんに香椎宮オリジナルの御朱印帳はあるのか尋ねたところ、残念ながらオリジナルの御朱印帳は無いという事だった。けれど、近くでオリジナルの御朱印帳を出している神社を教えてくれた。良い人だ、と思いつつ、では持参した御朱印帳に御朱印を頂きたい旨伝えると、御朱印は社務所で受け付けているという事だったので、後ほど貰いに行く事にした。

(注:2014年2月時点ではオリジナルの御朱印帳は無いという事でしたが、現在はオリジナルの御朱印帳を授与されているそうです)

奏楽殿

DSCF2863

そして本殿向かって左側に鎮座している摂社の武内神社へ。

武内神社

DSCF2864

香椎宮で頂いた香椎宮略誌というリーフレットには

武内神社
大臣武内宿祢命(おおおみたけうちのすくねのみこと)を祀る摂社
≪ご神徳≫不老長寿・学業成就・身体健康

宇佐神宮にも確か黒男神社でお祀りされていたよな、と思いつつ参拝させて頂いた。

DSCF2866

今度は、本殿向かって右側に鎮座している摂社の巻尾神社へ。

巻尾神社

DSCF2868

DSCF2869

巻尾神社
中臣烏賊津大連(なかとみのいかつおおむらじ)を祀る摂社。
≪ご神徳≫勝負運向上・武芸上達・成功勝利
~香椎宮略誌より引用

参拝後、看板を頼りに不老水というところまで行ってみることにした。

DSCF2870

しばらく歩くと、古宮跡が見えてきた。

DSCF2871

ここは直感的にお参りしておかなければ、と思った場所。入った途端に、何故か悲しくも無いのに涙が出て来る。そして、今回ここに来るために、九州に来たのだと思えた。

起源の地 「古宮」

仲哀天皇が熊襲平定のために当地へ下向された時の行宮「橿日宮」の地、また仲哀天王の御神霊を祀った廟が建てられていた当宮起源の地です。現在社殿はなく、そのため古宮と呼ばれています。
入口正面に香椎の地名の由来となった「棺掛椎」があり、奥には橿日宮跡を示す石碑が建てられています。

~香椎宮略誌より引用

DSCF2872

DSCF2873

DSCF2875

DSCF2876

「香椎」の名の起こりとなったと伝えられる「棺かけの椎」

DSCF2877

自分が神社に行くという事は、自分自身の為だと思っている面もあるけれど、神様に呼ばれて何かを託されて、別の神様のところにお伺いするようなシステムにもなってるんじゃないか?と思ったりした。特に今回。

不思議な気持ちになりつつ、古宮跡から不老水の場所へと歩みを進める。ここは案内板があるので安心♪

DSCF2879

DSCF2880

不老水に到着。

不老水

「日本の名水百選」に選ばれた御神水として水を汲みに来る人が絶えません。不老水と言われるのは、神宮皇后に仕えた武内宿袮(たけのうちのすくね)がこの水で炊飯や神前に供える酒を作り、300歳余りまで長生きしたと伝えられるためです。毎分50リットルの湧出なので、一度に大量の水を汲むと水位が下がってしまいます。香椎宮では取水を時間制限し、朱塗りの社で囲んで御神水を保護。不老水の左手には武内宿袮の屋敷跡も残っています。
~えきまちコミュニケーション 西鉄沿線webより引用

DSCF2883
DSCF2885

DSCF2886

DSCF2887

不老水は水量が減ってきているので、一団体につきペットボトル2本程度まで、と制限があります。

私が伺った時には、地元の方が水を汲んでいた。なので、こんにちは、と挨拶して、このお水について伺ったりした。地元の方曰く、このお水でご飯を炊いたり、コーヒーを淹れたりするとやはり味が全然違うらしい。

一口飲んでみるととても美味しかった。

不老水を後にして、香椎宮に戻る。

DSCF2896

稲荷神社

DSCF2897

鶏石神社

DSCF2898

DSCF2899

亀の池

DSCF2901

武内 宿禰の像

DSCF2903

境内には梅が咲いていた。

DSCF2904

早辻神社

DSCF2905

勅使館

DSCF2909

と、一通り廻ったので、最後に御朱印を、と思って社務所に行こうとしたら、先ほど授与所で対応してくれた巫女さんとすれ違い、「もしかしてこれから御朱印ですか?」と尋ねられたので、そうでーす、と伝えたら、御朱印を書く神職の方が授与所の方に行ってしまったので、社務所に戻るように言います!と言われた。それは余りにも恐縮だったし、さっき授与所で見た御守りで気になったものがあったので、私が授与所に伺いますと伝えた。香椎宮の巫女さんはイイヒトダナー、と思いつつ、授与所に行く。

授与所で御朱印を書いて頂いている間、さっき見て気になっていた「姫だるま守り」(初穂料¥400)と香椎宮御由緒の小冊子(初穂料¥1,000)を頂く事にした。今年は御守りは極力頂かない方針だったけれど、香椎宮のものは持っておきたかったし、お姫様の姿をしたお守りって言うのを見たことが無かったので。

って家に戻ってネットで調べたら、姫だるまと言うものは

姫だるまは、神功皇后が応神天皇を身籠った時に、生まれてくる子の姿を想像して作らせたと伝えられる

という事だったので、頂いておいてよかったと思った。

そして最後になってしまったけれど、弁財天社にもお伺いした。

DSCF2927

DSCF2928

DSCF2929

とても優しいお顔をしていらっしゃる弁財天さまだった。

休憩所があったので、その中を見てみると香椎宮のお土産類が売っていた。おせんべいやお茶など、超リーズナブルプライスで、思わず買ってしまおうかと思ったけれど、荷物が増えるので諦め、その代わりに香椎宮のDVDが売っていたので、そちらを購入。(って、家に戻ってPC見てたら、DVDと同じ内容のものがYou tubeに上がっていた、、、_l ̄l○ )

香椎宮を後にして、また香椎神宮駅まで戻ろうとしたら、天神行きのバスを発見したので、それに飛び乗って天神に行く事にした。

香椎宮の参拝時間を1時間位しか見ていなかったけれど、結局3時間近く滞在していた(笑)それくらいいいところなのですよ、ホント。

香椎宮のDVDと同じものが見られます↓

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.