歳なんか気にしても意味がない

深大寺6

昨日は区役所に行ったら、雰囲気の悪さに改めて驚いてしまった。職員の方の態度が悪いとかじゃないんだけれど、活気がゼロ。対応してくれた職員の人からも、早く勤務時間終了しないかなぁ、といったオーラが溢れてて、これじゃあ生きてても楽しくないだろうなぁと思ったりした。

そんな生き方とは対照的なのは、水木しげる先生。
お名前を拝見する度に明るい気分になるのです。

91歳で新連載の水木しげるさん「うぬぼれが大事」という記事を見つけた。この記事の中での水木先生の発言は、本当に真実だと思ったので幾つか引用させて頂くと

まず、記者が好物のおまんじゅうはいくつ食べるんですか?と尋ねたところ

「体のことも考えて、(一度に)せいぜい5つ」

と、91歳とは思えない食欲。

「91歳という自分の年を見てびっくりしています。とにかく病気なしで自分の体は二十歳ぐらいな感じなんです。楽しくてたまらんような体の状態だね」

二十歳の若者ならば、おまんじゅう5つでも納得ですね。

もし水木先生が、もう91歳だから、引退して日向ぼっこでもしていてください、なんて言われたら、それこそ地獄なんだろうなぁって思う。

私、最近誕生日を迎えて一つ歳をとり、あぁもう●歳かぁ、と思ってしまった。けれど、この記事を読んだら、●歳だから、もうこんな事やあんな事が出来ないのかぁ(=やっちゃいけない)と、自分を世間の枠に押し込もうとしていた事に気が付いた。

そして未来に不安を感じるのも、よろしくないと気が付いた。

「描くのが好きだから、嫌だと思わないですよ。頭が悪くなったとか、そういうこともわりにないね。アイデアはどこからでもごく自然に出てくるんですね。そのアイデアがまたおもしろいわけです。結局、優秀な才能があるわけですよ、今ごろになって気付いたけどね(笑)。途中で引退するというのは、考えたことがないです。未来に向けて悪いことは全然考えてない、無限に楽しくいくんじゃないかと思ってます

「多少うぬぼれみたいな感じがないと、なかなか長命は難しい。自分を否定するような、奇妙で謙遜的な生き方っていうのは、ちょっとおかしいんじゃない?」

※強調部分は私が強調しました。

謙虚にお互いの事を考えて生きるということは美徳と思われているけれど、自分を否定してまでの謙遜は止める。まず自分自身を褒めてあげる事がすごく大切ですよね。それがうぬぼれと言われても。

ちなみに水木先生の新連載はビックコミックという漫画雑誌で連載されています。

そういえば、昔このドラマに夢中になってたなぁ。

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