生まれ変わったら~比叡山西塔エリアから東塔エリアで

浄土院から東塔エリアへと歩いて行く。

前回この道を歩いている時と、今回この道を歩いている自分というものは、同じようでいて同じ存在では無くなっていることを感じたりした。

前回この道を歩いている時には、この先どうすれば良いのだろうという葛藤というものを抱えながら歩いていた。今でも同じように行く末の不安のようなものを感じないと言えば、嘘になるけれども、一年以上の時が経過した今となっては、明らかに自分の考え方や態度が変化したのは自分自身でも実感できる。

これも、やはり神様や仏様、そして御先祖様のお導きなのだろうとは思うけれども。。。

今回の旅では、不動明王様も勿論だけれども、元三大師様のお力の凄さと言うものを感じた旅だった。

そして山王院に辿り着いた。

山王院

こちらに再びお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。

そして弁慶水を通り過ぎ

前回とは違ったルートを歩くと

戒壇院前に辿り着いた。

戒壇院

こちらに再びお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただく。

そして、もうこの時点で16時近くになっていたので、慌てて大講堂にお伺いして、大日如来様を始めとした仏様にお参りさせていただき、道元禅師様の像の近くに掲げられている宮崎奕保禅師様の書を再び拝見させていただき、涙する自分。

いつも同じパターンだけれども、本物と言うものは何度触れてもその度に新たな感動がある。

そして鐘楼横を通り抜け

根本中堂に向かう。

生憎全面工事中だったけれども、靴を脱いでお堂の中にお邪魔させていただき、再びこちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。

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前回西塔から東塔へと歩いている最中に、頭の中を駆け巡っていた曲があった。

今回も御多分に漏れず、脳内BGMとしてその曲が駆け巡っていた訳だけれども、この旅の後に行ったフェスでその曲を聞く事が出来た。

その曲を演奏する前に、そのバンドのボーカルの方は、自身の人生について語っていたけれども、その波乱万丈とも言える人生でさえ、もう一度生まれ変わるのならば、またこの人生を歩みたい、と言う趣旨のことをおっしゃっていた。

その言葉を聴いて、果たして私は生まれ変わるとしたならば、また再び今まで生きてきたこの人生を歩みたいのだろうかと自問自答してしまった。

そのバンドが成功しているからこそ、出来た発言だとも言えるし、仮に成功していなくても、その発言をしていたとも考えられる。何故ならその人は、誰のせいにすること無く、自分自身で考えて歩いてきた人だから。

西塔エリアから東塔エリアを歩いている最中、頭の中を駆け巡っていた曲は”Life is Beautiful”という曲だった。

この曲を聴くたびに、本で読んだ言葉を思い出す。

ですから志を楽しむ。

志を楽しめば楽しむほど、苦労や困難が大きければ大きいほど、楽しみが増えていく。その苦労は、はたから見ると地獄と見えるかもしれませんが、やっている本人は、自分が好きなこと、やりたいことをさせてもらうためにしている苦労ですから、何の苦労にもならない。

それを苦労と感じるようでは、いい結果は生まれません。何事をするにも障害はつきものであって、障害のない人生なんて考えられません。大なり小なりある。

自分のめざしているものが大きければ大きいほど、障害も大きいわけです。

~『千日回峰行 (新装増補版)』より引用

生きていく中で、悩みや不安を抱えていない人間なんて一人も居ない。

そんな当たり前のことすら気付かずに自分一人だけが不幸なのだと感じてしまうのは、間違った一種の優越感から発せられるものなのかも知れない。

生まれ変わったら、またこの人生を歩みたいと思うような人生にするのも、全ては己次第ということ。

比叡山にお伺いすると、その厳しい修行の地ということに影響されるのか、自分で行動するということの重要さをひしひしと感じることが出来る。

誰のせいにするのでもなく、ただ己自身が選んだ道を歩むのみだということを。

根本中堂を後にして、ケーブル延暦寺駅まで戻る。

そして、無動寺参道前で再びこちらにお招きいただけるように祈り、比叡山を後にした。

千日回峰行 (新装増補版)

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