唐突に比叡山に行ってきた

前回の旅行から東京に戻ってきてからと言うもの、実に平穏な日々を送っていた。

いつもならば週末ともなれば、どこかの神社仏閣にお伺いしていた訳だけれども、神社仏閣の旅ももしかしたら、これで終わりを告げたんじゃないかって思える位、どこかにお伺いしたいという気持ちも湧き起こらず、本当に普通の日々を過ごしていた。

しかしながら、とある日、最近気に入っているバンドの曲を聴いていたら、唐突に比叡山にお伺いしなくてはならないような衝動が身体中を突き抜けた。

そのバンドのボーカルの方は、もうこの世にはいらっしゃらない。

会いたいと願っている人が、ずっとその場所にいらっしゃるとは限らないということを、そのバンドの曲を聴いていてひしひしと実感したということもある。

時間と言うものは有限であるということ。

そして、自身の記憶の中に描かれているその土地やその人は、何時までもその形を保っているものではないということ。

何故か焦燥感に駆られるように、そのまま旅行の手配をしていた。

いつもならばコストやマイレージの事を考えて飛行機で関西入りしていた訳だけれども、とにかく早く行ける手段を、ということで今回は新幹線を手配。

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そして、数日後、品川駅始発の新幹線に乗車している自分が居た。

朝5:30にこのゲートが開くのと同時に、新幹線のホームへと向かう。

そして売店で朝食などを調達した後、品川駅6:00発の新幹線に乗車。

8:00ちょっと過ぎには京都駅に到着していた。

そして前回同様、キャリーサービスで荷物をホテルまで運んでもらうように手配した後、JRで比叡山坂本駅まで移動。

比叡山坂本駅からバスに乗車しようかと思ったけれども、次のバスまで30分位時間があったので、歩いてケーブル坂本駅まで行く事にした。

歩いても20分程度だし、それに坂本の美しい街並みを体感しながら移動できる。

そしてケーブル坂本駅に到着。

この一年の間で一番利用しているケーブルカーだなぁと思いつつ

いつものように日本一長いケーブルカーに乗車する。

今回お伺いしたのが平日ということもあって、乗車する人の姿はまばら。

そして約11分のケーブルカーの旅を楽しんだ後、いつものように琵琶湖を写真に収めて

無動寺参道入口に到着した。

本当に唐突にお伺いしてしまったので、果たしてこの日、無動寺明王堂に大阿闍梨様がいらっしゃるのかどうかは分からなかった。

けれども、仮にいらっしゃらなかったとしても、それはそれで良しとして、とにかく今回、こちらにお参りしなくてはならないような気がしたから、私はここに来た。

自己満足なのかも知れない。

けれども、とにかく今回、自分自身がこちらにお伺いしなくてはと思えて仕方がなかったから、こちらにお伺いしたまでのことだ。

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