2年ぶりに高野山奥之院にお伺いしました

奈良から高野山へ移動。

GWの中日ということもあってか、ケーブルカーには沢山の人が乗車していた。

前回お伺いしたのが2年前の高野山開創1200年記念大法会最中のGWだったということもあり、大混雑の故、奈良から高野山までの移動に4時間程かかってしまったけれども、今回は2時間ちょっとで移動出来た。

前回はタクシーに乗車しようと思っても駅前にはタクシーの姿が無かったのでバスに乗車したけれども、今回はタクシーが停車していたので、そちらを利用した。

宿坊までの道のりの間、タクシーの運転手さんと雑談。

ケーブルカーの乗客が思っていたよりも多かったので、今日も混んでますかねぇ?と尋ねると、今日は空いてるよー、とのことだった。

話はやはり2年前の高野山開創1200年記念大法会期間中の話となり、あの時は本当に街中も混雑して、道も常に渋滞していたので、こんな風にスムーズに移動なんて出来なかったよーと言われる。

そして今は大分落ち着いたけれども、2年前に比べると外国人観光客が多くなったということだった。

ただ外国人観光客と言ってもヨーロッパから来る人がほとんどで、皆さんとてもお金持ちらしく、高野山からタクシーでそのまま熊野方面や京都・奈良まで行ったりするらしい。一番遠いところでは、高野山から愛媛まで行ったことがあると聞いて、その行動力と資金力にただ驚くばかりだった。

そして今回宿泊する宿坊に到着。

荷物を預かってもらい、真っ先に向かったのは奥之院。

以前宿泊したことのある成福院さんの前を通過し(←こちらも良い宿坊です)

刈茅堂を通りすぎ

辿り着いたのは、奥之院。

高野山 奥之院

やっと再びお伺い出来たと思うと、感慨もひとしおだった。

手水で清めた後に、一の橋を渡り

その聖地へと足を踏み入れる。

本当に清々しい気に満ちていた。

お馴染みのお地蔵さんたちにもご挨拶させていただきながら歩く。

そして数取地蔵様のところでもご挨拶させていただいた。

数取地蔵

そして数取地蔵さまからほど近いところに、弘法大師腰かけ石というものがある。

弘法大師 腰かけ石

こういうものを目にすると、本当に空海さんというお方がいらっしゃったことを再認識出来る。

本当に偉大な方だ。

奥之院は歩いているだけで、心が落ち着く。

観光客や参拝客はやはりGW期間中ということもあって、それなりの数はいたけれども、皆さんやはり高野山までわざわざ足を運ぶ位の人だということもあってか、大声で話しながら歩いているような人々の姿を目にすることは無かった。

それぞれ、想うところがあるのだろうと思いつつ。

そして中の橋を渡るといらっしゃるのが、汗かき地蔵様。

汗かき地蔵

こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。

そして姿見の井戸を覗き、これまたあと3年は生きられることを確認して(笑)

今までお伺い出来ていなかったところに行ってみた。

密厳堂

こちらは平安時代後期に活躍した真言宗の中興にして、新義真言宗を確立した覚鑁上人がお祀りされているところ。

今回何故か、こちらにお伺いしなくてはと思えて仕方がなかったので、お参りさせていただいた訳だけれども、とても良い雰囲気の中、お参りさせていただくことが出来た。

感謝。

そして御廟へと向かう。

大黒天様、嘗試地蔵様、護摩堂で祈りを捧げ、水向地蔵様のところに向かうと、すごい行列だったので、明日お伺いした際にお参りさせていただくことにした。

そして御廟橋を渡る(この先は一切撮影禁止なので、写真は無しです)

まずは燈籠堂に入る前に置かれた塗香で心身を清めた後、お参りさせていただき、その後、弘法大師御廟にお伺いした。

お線香とろうそくを手向けさせて頂き、御廟の前で再びこちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。

初めて高野山にお伺いしたのは4年前。

4年前は般若心経を唱えることすらままならなかったけれども、その重要性に気付き、大祓詞と般若心経を唱えることを日課としていたら、諳んじることが出来るようになった。

こちらの御廟の前では般若心経を唱えてお参りしている方が多いので、私も同じように般若心経を唱えさせていただいた。

そして燈籠堂地下にお伺いして、これまでお力添えいただけたことに感謝してお参りさせていただいた。

こちらにお参りさせていただくと、自分自身がやるべきことが見えてくるような気がする。

実際4年前、何か始めなくては、とモヤモヤしていたけれども、高野山にお伺いした後に、このブログの原型ともなるようなものを無料ブログサービスを使って書き始めた。

とにかく動いてみれば、自ずと形になって表れてくるということを、奥之院にお伺いして再認識させていただくことが出来た。

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