霊能者ごっこ

若い頃、北海道に旅行した際に大通公園で友人とくつろいでいたら、突如として「今、幸せですかー」という宗教の勧誘(?)にあったことがあった。

その時は本当に良い事があった直後だったので、友人と共に「はい、今とても幸せですー」と口を揃えたら、その勧誘の人はすごすごと私共の前から立ち去ったということがあったなぁと何故か思い出してしまった。

今思えば、これって最強の言霊なんじゃないかと思ってしまったりして。

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今週末は身の回りメンテということで、家の掃除やら自分自身のお手入れなどに費やしたので神社仏閣にはお伺いしなかったわけだけれども、こういう時間も必要だったりする。

そして美容室に行った訳だけれども、ここで面白い出来事に遭遇した。

カットとカラー、そしてトリートメントを施術したもらったのだけれども、トリートメントを施術する前に席を移動して欲しいと言われたので移動したら、その席の隣に中年女性が座っていた。

その中年女性は常連らしく、美容師さんやアシスタントの人々と楽しく会話をしているように見受けられた。が、よくよく会話に耳を傾けていたら、その中年女性は美容師さんやアシスタントの人々の運勢について語っていることに気付いた。

占い師なのかしらん?と思ったけれども、どうもピントが合っていない。

私は別に霊能者や占い師ではないけれども、そういうのって、やっぱり分かる。

アシスタント業務を初めて2年目という人に対しては、この2年の間で皮膚に関する病気はしなかったか?と尋ねていた。そしてアシスタントの人は、手が荒れるようになったと答えていたけれども、これ、普通に考えたら当たり前のことじゃんと思ったりして。

美容師さんとしてキャリアをスタートしたのならば、薬剤によって手が荒れることなド素人でも想像出来るのに、、、なんて思いながらやり過ごしていたけれども、その中年女性の御神託(?)は更にエスカレートして、今度は美容師さんにアドバイスをしていた。

そのアドバイスというのも、美容師さんの年齢を尋ねて後厄の年だったということを確認した後に、お祓いなどはしたのか?と尋ねていた。

美容師さんは前厄の際にはお祓いはしてもらったけれども、今年はしてないと伝えると、その中年女性はお祓いに行った方が良いと伝えていた。

私は横で聴きながら(一体どの神社仏閣を勧めるのだろう?)と興味深々だった訳だけれども、その中年女性は、この辺だとどこに行くのが良いんだろうね~、なんて言っていた。

お祓いした方が良いってアドバイスしておいて、どこの神社仏閣と明確にアドバイス出来ないのなら、そんなアドバイスなんかしない方が良いよ!と内心突っ込みを入れてしまったけれども、更にその中年女性は、その美容師さんに対して、今年は注意しないといけない年だよーなんて、さも分かった振りをしてアドバイスしている姿を見て、この人なんちゃって霊能者だな、と思ってしまった。

その中年女性には何も視えてはいないことは、私には明確に分かった。

けれども、何かが視えているフリをして、人々の関心を保ちたいのだということがありありと感じられて、逆に物悲しい気持ちになってしまった。

そもそも人を視るという行為は、人に依頼をされてから行うというのが、第一のセオリーだし、その内容というのも、人に不安感を与えるような言葉で伝えてはいけない。

私は先ほど言った通り霊能者や占い師ではないけれども、時折どうしたらいいのかという相談を受けることもある。

この相談に対しては、自分にとって大切な人でなければアドバイスはしない。

それ位、人に対してアドバイスなどをするということは、人の人生を左右する大事な事だし、本当に自分の身を削ぐ位の労力を使うので、生半可な気持ちでは出来なかったりする。

なので、この中年女性が「客」という立場を利用して、美容師さんやアシスタントさんが不安に陥れるような言葉を吐いている姿を見て、何が楽しいのだろうと思ってしまう自分が居た。そしてアドバイスをするのならば、それに対する解決策も同時に示すのが道理ってもんじゃないのか?と悶々としていた。

せっかく美容室に来たのに~なんて思っていたら、その中年女性がそわそわとし始め、お茶のサービスやマッサージなどを断って、そそくさと美容室を後にしてしまった。

美容師さんや接客業など、人と直接関わる仕事をしている人は、それだけ人の念を受けやすく大変な職業だと思う。

けれども、人の言葉や態度に左右されることなく、自分の軸をしっかりと築いて欲しいと思った出来事だった。

誰に何と言われようとも。

ちなみに今年は注意しなきゃ言われた美容師さんに対しては、別に注意すること無く、お客様を綺麗にすることに専念していれば大丈夫だと私は感じました。

ただ、その中年女性の扱いに対して注意しなくてはならないのだとは思いましたけど(爆)

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