御祈祷しなければ入れない神嶽山神苑~寒川神社に行ってきた【その3】

御祈祷後、目指したのは神嶽山神苑。

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こちらは御本殿にて御祈祷を受けた人のみ入苑できるという場所だったりする。

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御祈祷の申し込みをした際に頂戴した入苑券を握りしめ、神嶽山神苑へと向かう。

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神嶽山神苑 外門

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こちらは、これまで禁足地として足を踏み入れることの出来なかった地だという。

入苑に際して外門の窓口にいらっしゃった方より、ここに入るのは初めてなのかと尋ねられたので、初めてだという旨を伝えると、まず最初に手水で清めて、そして難波の小池というところでお参りしてから散策して下さいと告げられた。

写真撮影して良いものなのか気になったので尋ねると、難波の小池以外は撮影してもOKという返答だった。

そして手水で清めて、難波の小池の前に佇むと、とても不思議な感覚に襲われた。

この難波の小池というのは、古来より御本殿の真裏に位置し、寒川神社の起源に深く関わりのある神聖な泉と伝えられているそうだけれども、確かにこの前に立つと、神気が満ち溢れていわんばかりとした、ピリピリとしたものを感じた。

多分どんなに鈍感な人でも、この前に立てば何かしら感じるものがあるのだろうと思いつつ、今回こちらにお招きいただいたことに感謝して、お参りさせていただいた。

そして苑内を散策。

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しばらく歩くと、裏参拝所に差し掛かる。

裏参拝所

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神嶽山を通して大明神を裏から拝する所。

お参りさせていただくと、光が差してきた。

厳しいながらも、とても優しい神様の存在を感じつつ、お参りさせていただいた。

難波の小池からこちらの裏参拝所までは、とても凛とした厳しいものを感じる世界だったことに対して、内門を潜った途端に、空気感は一変して癒しと言うべき優しい世界に変わる。

内門

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神嶽山神苑に入った時から聞こえてきたのは、鳥達のさえずり。

これほどまでに多くの鳥達がのびやかにさえずっているということは、それだけ、鳥達にとって楽園であるということで、そして鳥達にとって楽園であるということは、人間にとっても癒しを与えてくれる場所であるとも言える。

この内門を潜ると、その癒しの波動と言うべきものを、より一層感じることが出来た。

内門を潜り抜けると目に飛び込んでくるのが、八氣の泉。

八氣の泉

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風水的な仕掛けが施されているらしく、とても良い気に満ちたところだった。

そしてカモさん達を発見。

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この二羽はつがいらしく、人間の目から見ても明らかにイチャイチャしていた(笑)

そして歩みを進める。

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御祈祷した人しか入れないということもあって、私がお伺いした時には人がほとんどいなかったので、この贅沢な空間を一人で歩く事が出来た。

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茶室 直心庵

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毎月一日のみ利用することが出来る場所ということで。

そして、歩いていたら神社の雰囲気を感じたのでそちらの方面に行ってみると、神嶽山神苑のリーフレットには案内が載っていなかった神社があった。

御祖神社

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こちらにお招き頂いた事に感謝して、お参りさせていただく。

そして神嶽山神苑にある茶屋で一服することにした。

茶屋 和楽亭

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中に入るとこれまた誰も居なくて貸し切り状態。

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こちらではお抹茶と三種類のお茶菓子の中からチョイス出来るということで、季節限定だという生菓子のセットをチョイスした(お値段はお抹茶+生菓子で¥700でした)

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この和楽亭から見る風景は、とても東京から小一時間程で来れる場所の風景とは思えないものがあった。

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そしてお抹茶と生菓子を頂戴しながら、窓の外の素敵な風景を眺めていると、黄色い色が特徴的な一羽の鳥の姿を目にした。

その鳥がキセキレイなのかは、鳥に詳しくない私は確証が持てなかったけれども、その黄色い姿の鳥を見ていたら、思い出したのは、やはり私がキセキレイと名乗るきっかけになった宮崎 奕保禅師様であり、そして、今、こうやって私の前にキセキレイと思われる黄色い鳥が姿を現したという事は、自らの使命を生きているのか、と問いただされているような気持ちになり、思わず涙が滲んでいた。

そして、キセキレイと思われる鳥はこう言った。

必要なものは全て与えられているのに、何故にそんなに将来に対して不安を抱くのかと。

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