仏様てんこもりな大聖院に行ってきた≪前編≫~東京から日帰りで広島宮島に行ってきた【その5】

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粟島神社から大聖院へと向かう。

こちらは

華やかな厳島神社と違って一般にあまり意識されないが、宮島の神仏習合時代の歴史を秘めているのが、島内の寺院でも最も歴史の古い宮島弥山大本山大聖院(だいしょういん)である。

寺伝によれば、宮島に渡った空海が山中で修行し、大同元年(806)、真言宗系の山岳仏教の信仰対象である三鬼権現を勧請して弥山を開山し、真言宗御室派の多喜山水精寺大聖院(大聖院の正式名称)を創建。

山名を「弥山」と名づけたのも空海といい、「消えずの火」は約千二百年燃え続けているとされる。

~「日本の霊山」がよくわかる本 (PHP文庫) より引用

というところで、パワースポットなんて言われたりしている。

そんなに期待していなかったというのが正直なところだったけれども、ところがどっこい、ここもスゴイところだった。

ただ、万人受けするか?と聞かれれば、好き嫌いは分かれると思う。。。

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厳島神社から離れているせいか、人もあまり居ない。

しかしトリップアドバイザーの外国人が選ぶ日本の観光地ベスト20に入っていることも影響してか、外国人の姿を多くみかけるところだった。

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仁王門に差し掛かる。

仁王門

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仁王門を潜ろうと思ったら、左手に何やら気配がするので見てみると、手水があり

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そこには不動明王さまや

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弁財天さま、歓喜天さま、多聞天さまがいらっしゃった。。。

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いきなりすごいなぁと思いつつ、こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。

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そして改めて仁王門をお守りされている方々にご挨拶しながら、門を潜る。

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大般若経筒といわれる、三蔵法師がインドより持ち帰った経で、さわって参れば無量の福が得られるというものが設置されている石段。

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この石段の手前左側には下大師堂。

下大師堂

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そして石段を登っていくと途中左側にあるのが、アンパンマンの像。

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ではなくて(笑)、霊宝館。

霊宝館

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なんだかお堂に辿り着くまでに、いろいろなものがあるところだなぁと思いつつ歩みを進める。

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そして石段を登り切ると御正門が見える。

御正門

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この御正門を潜ると、仏様のオンパレード状態だった(爆)

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境内の敷地面積に対して、お祀りされている仏様の数が尋常ではないと、この時悟った(爆)

なのである意味ゴチャゴチャしていると感じる人も居るのではないかと思い、好き嫌いが分かれるお寺さんなんだろうと感じた訳でして。。。

そしておみくじが沢山並べられているところに差し掛かる。

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何気なく中に入ってみると、そこには元三大師様がいらっしゃったので、超びっくりしてしまった。

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つか、家にもある比叡山横川・元三大師堂で受けた御札がここにも貼られているということに驚きを隠せなかったこと、そして、ここ真言宗のお寺さんですよね?と思ってしまったのも事実。

ある意味、フリーダムなお寺さんだよなあと思いながら、今回こちらのお寺さんで一番にお参りしたかったところにお伺いする。

勅願堂

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こちらは鳥羽天皇勅願道場として創建されたと伝えられる大聖院の本堂で、大聖院のオリジナルの納経帳も不動明王さまだったりします(はい、こちらの納経帳も誘惑に負けて頂いてしまいました。。。)

こちらにお祀りされているのは、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に必勝・海上安全を祈願した念持仏(ねんじぶつ)であり、天下統一後に奉納された波切不動明王さまということでして。

お堂内を撮影することは何となく憚れたので、写真は撮らなかったけれども、こちらにお参りするととても力強いものを感じることができた。

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そしてお参りした後に、こちらのお堂脇に宮島新名物(?)の守り砂なるものが置かれているのを発見した。

境内マップを見ると、まだまだ境内には様々なお堂があるという事に気付き、時間も限られていたので、慌てて次のお堂へと向かったのでした。

「日本の霊山」がよくわかる本 (PHP文庫)
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