東京で感じる比叡山~東叡山 寛永寺に行ってきた

上野東照宮での参拝を終えて、次に向かったのは寛永寺。

上野寛永寺1

上野東照宮から東京国立博物館方面に抜けて、寛永寺を目指す。

東京国立博物館前の噴水のところは、とても気持ちが良いカンジがした。

東京国立博物館の敷地は寛永寺本坊跡で、博物館南側の大噴水広場は、根本中堂のあったところだと知り、思わず納得してしまったりして。。。

東京国立博物館から寛永寺まで向かう道には、その名残を残すものもあったり

上野寛永寺

東京国立博物館で来月から滋賀県にある櫟野寺(らくやじ)の秘仏がで観られることが出来ることを知る。

上野寛永寺3

昔出雲の至宝を東京国立博物館で見ることが出来たということをフト思い出し、やっぱり東京っていろいろなものを見る事が出来るアドバンテージが高い場所だと、今更ながら思ってしまったりして。

春日大社の至宝が見られる展覧会も来年東京国立博物館であったりするし、ね。

東京国立博物館から寛永寺に向かうまでに道は、とても雰囲気が良い。

五月蠅い外国人観光客なんぞは殆どここまで足を延ばさない、という点もあるのかもしれないけれど。

上野寛永寺4

そして初めに辿り着いたのがこちらだった。

常憲院殿霊廟勅額門

上野寛永寺5

上野寛永寺6

上野寛永寺7

上野寛永寺8

上野寛永寺9

スマホ片手に寛永寺を目指していたら、寛永寺の入口ではなく何故かこちらに辿り着いてしまったという訳だったけれども、東京のお寺さんとは思えない程の雰囲気に満ち溢れていた。

上野寛永寺10

そして寛永寺入口方面へと向かう。

寛永寺

上野寛永寺11

そして境内に入るとまず目に飛び込んでくるのがこちら。

寛永寺 根本中堂

上野寛永寺12

江戸にあった徳川家の菩提寺のうち、増上寺は中世から存在した寺院であったが、寛永寺は天海を開山とし、徳川家により新たに建立された寺院である。

徳川家康・秀忠・家光の3代の将軍が帰依していた天台宗の僧・天海は、江戸に天台宗の拠点となる大寺院を造営したいと考えていた。そのことを知った秀忠は、元和8年(1622年)、現在の上野公園の地を天海に与えた。

当時この地には伊勢津藩主・藤堂高虎、弘前藩主・津軽信枚、越後村上藩主・堀直寄の3大名の下屋敷があったが、それらを収公して寺地にあてたものである。

秀忠の隠居後、寛永2年(1625年)、3代将軍徳川家光の時に今の東京国立博物館の敷地に本坊(貫主の住坊)が建立された。この年が寛永寺の創立年とされている。

当時の年号をとって寺号を「寛永寺」とし、京の都の鬼門(北東)を守る比叡山に対して、「東の比叡山」という意味で山号を「東叡山」とした。

Wikiより引用

ということで、寛永寺は東の比叡山と呼ばれているところ。

今年の4月と5月に比叡山にお伺いした後に、こちらにお伺いしたということも意味があることなのだろうと思いながら、こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。

比叡山の根本中堂と同じ雰囲気を感じる場所でもあった。

祈りの力。

上野寛永寺14

上野寛永寺13

上野寛永寺15

そして境内を散策してみる。

上野寛永寺18

寛永寺は上野公園の人ごみとは打って変わって、静けさに満ちていた。

銅鐘

上野寛永寺20

上野寛永寺19

上野寛永寺21

上野寛永寺22

旧本坊表門・根本中堂 鬼瓦

上野寛永寺23

上野寛永寺24

上野寛永寺26

慈海僧正墓

上野寛永寺28

上野寛永寺27

虫塚碑

上野寛永寺30

上野寛永寺29

などなどが境内にはあった。

そして、寛永寺の縁起が分かるパネルがあったので、しばしこちらを眺めてみたりして

上野寛永寺32

上野寛永寺33

上野寛永寺34

上野寛永寺35

有名なお寺さんなんだとは思うけれども、かと言って観光地化されていないところがえらく気に入ってしまった。

そして御朱印を頂戴しに、事務所にお伺いする。

上野寛永寺16

御朱印はこちらの事務所で頂戴出来るとの案内が根本中堂のところにあったので、こちらにお伺いして、呼び出しブザーを押して、お寺の方に御朱印を頂戴したい旨伝えると、座ってお待ちくださいとの丁寧な案内を受けた。

良いお寺さんだなぁ、と思いながら待つこと5分程度で御朱印を頂戴することが出来た。感謝。

そして、寛永寺を後にする。

上野寛永寺17

そういえば、最近お伺いしているのは、深大寺といい、寛永寺といい、天台宗のお寺さんばっかりだなぁ、ナンテ思いながら、寛永寺を後にした。

国際子ども図書館の前を再び通ると、小泉八雲と天使の像を発見した。

上野寛永寺41

小泉八雲のレリーフを見て、去年行った出雲の旅を思い出している自分が居た。

あれから早1年経過しようとしているのかぁ、と、この小泉八雲のレリーフを見ながら、これまでの状況についてあれこれ思いを巡らしながら、次の場所へと向かった。

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