東照神御祖命・上野東照宮に行ってきた

上野大仏からほんの少し歩くと、神社の雰囲気。

上野東照宮1

上野動物園には何回か訪れたことがあるけれども、その上野動物園近くに神社があるとは思ってもみなかった。

上野東照宮

上野東照宮2

上野東照宮3

上野東照宮4

上野東照宮(うえのとうしょうぐう)は、東京都台東区上野恩賜公園内にある神社。旧社格は府社。正式名称は東照宮であるが、他の東照宮との区別のために鎮座地名をつけて上野東照宮と呼ばれる。
徳川家康(東照大権現)・徳川吉宗・徳川慶喜を祀る。

Wikiより引用

と言うことで、徳川家康公がお祀りされているところ。

徳川家康公というと、私は本居宣長先生の『改訂版 玉くしげ – 美しい国のための提言(現代語訳 本居宣長選集 第1巻)』に書かれているものが思い起こされたりする。

その後ついにまた今日のように天下がよく治まり、古にも類まれな程めでたい御世に立ち返り栄えていることは、ひとえに東照神御祖命(徳川家康)の御勲功・御盛徳によるものである。その御勲功と御盛徳と申すのは、まず第一に朝廷がひどく衰退なさっていたのを、かの二人の武将の跡を引き継いでさらに段々と再興し申し上げなさり、いよいよますます御崇敬を厚くして、次々に諸土万民を慈しみ統治なさったことを示すのである。

この御盛業は自然とまことの道に適っておられ、天照大御神の大御心にも適っておられて、天神(天の神)・地祇(国土を守護する神)も御加護が厚いために、このように御代は見事に治まっているのである。

このように申し奉るのは、ただ今の世の中にへつらって間に合わせて申し上げるのではない。現に御武運が隆盛で、天下が久しく太平である事は申すまでもなく、また前代にはいまだかつて無かった素晴らしい事が、この御代により数々起こっているなどの事によって、そうである事が分かるからである。

~改訂版 玉くしげ – 美しい国のための提言(現代語訳 本居宣長選集 第1巻) より引用

というように、徳川家康公をベタ褒めなのだったりする。

なのでいつか、日光東照宮にも行かなくてはなぁと思っているけれども、未だにお呼びがかからなかったりする。

まぁ神社仏閣にお伺いするということは、全てはタイミングだからなぁとは思っているので、無理して行くもんじゃないし、ね。

日光東照宮の前に上野東照宮にお伺いしたっていうのも、都民ぽくっていいかもなーんて思いながら参道を歩く。

上野東照宮5

上野東照宮6

神楽殿

上野東照宮7

そして手水で清めて

手水舎

上野東照宮8

上野東照宮9

真っ直ぐ歩いて行く。

狛犬さんたちにもご挨拶して

上野東照宮10

上野東照宮11

唐門前に到着した。

上野東照宮 唐門

上野東照宮12

上野東照宮13

上野東照宮14

左甚五郎作の登り龍・下り龍の彫刻があって、龍好きな私は思わずテンションがあがりながらも、こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。

こちらでは御拝観と言って、¥500を支払うと透塀の内側で社殿を間近で見る事が出来るということだったけれども、いかんせん、お盆の暑い最中歩き通しだったので、さすがに疲れてきたので断念し、御朱印受付で御朱印を頂戴して退散(トホホ)

上野東照宮15

しかし、お守りなんぞを見ていたら、「他抜守」なる珍しいお守りを発見したので、何となく頂いて(購入)してしまった。

しかしこの「他抜守」なるお守りが、なんでもテレビでとある落語家さんが、このお守りを頂いた数カ月後に、新たなレギュラー番組の仕事が決まったということを話したらしく、一時品切れ状態になってしまった程らしい。

そして、参道を戻りながら歩いていると五重塔が見えた。

けれども、五重塔は動物園内にあるということだった(!!)

上野東照宮16

五重塔

上野東照宮17

五重塔を見るだけのために、動物園に入る気はさらさらなかったので、参道から眺めさせて頂いた。

そして、いつか、日光東照宮に行けると良いな、と思いつつ、上野東照宮を後にした。

改訂版 玉くしげ - 美しい国のための提言(現代語訳 本居宣長選集 第1巻)

改訂版 玉くしげ – 美しい国のための提言(現代語訳 本居宣長選集 第1巻)

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