特別拝観で十一面観音様のお御足に触れされていただく~長谷寺に行ってきた【その2】

お伺いしたタイミングが良かった。

今回私がお伺いしたのは、春と秋の年2回開催されている特別拝観の時期だったのだった。

特別拝観とは、普段立ち入る事の出来ない国宝本堂の中に入る事ができ、観音様のお御足(おみあし)に直接触れてお参りが出来るというもの。

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特別拝観の受付でチケットを見せて、靴を脱いで本堂の中に入る。本堂の中に入る際には、塗香で清めて、観音様と結縁するための五色線も腕に巻いていただけた。

そして一人本堂の中に入る。

十一面観音様がそこにはいらっしゃった。

前回お御足に触れさせていただいた時には、涙が溢れ出てきてしまったけれども、今回も御多分に漏れず、涙が溢れてきた。

観音様はいつもお優しい。他に参拝客が居なかったのもあって、ちょっと長めにお御足に触れさせていただくことが出来た。

そして、本堂内を歩く。こちらでは、空海さんの坐像や稲荷明神立像なる珍しい像を見ることが出来た。

本堂を後にして、納経・集印所で御朱印を頂戴する。

そして日限地蔵尊という場所へ。

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こちらにお伺いした際には、朝早かったせいかも知れないけれど、職員の方がお掃除の真っ最中だったので、御朱印を頂戴するのは控えた。

そして三社権現様のところへ。

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こちらの前に休憩所があり、とても良い雰囲気。

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京都や奈良市内のお寺さんだと、こういうところには外国人観光客が居て休憩どころではないのだけれども、ここではそういった類の人には出会わなかったので、ゆっくりと景色を愛でながら休むことが出来た。

景色を堪能しながら休めるなんて、まさしくオアシスだなぁ、なんて感じながら、しばしこちらで休憩させていただいた。

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そして本堂で再び十一面観音様などにお参りさせていただいて、大黒堂へ。

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大黒堂

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この日は奇しくも29日ということで、毎月行われる大黒様の法要の日だった。

丁度本堂に辿り着いた時に、読経が聞こえてきたので、何かしらん?と思ってこちらを見たらまさに法要が行われている最中だった。

法要の様子をカメラに収めるのは、なんとなく憚れるような気がしたので写真には撮らなかったのだけれども、大勢のお坊さんたちがこちらの前で法要されている姿は壮観だった。

法要後にこちらにお伺いして、お招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。

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とても、微笑ましい大黒様。

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しかも、この大黒天様は空海さんが作ったものだったりする。

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そして弘法大師御影堂へと向かう。

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弘法大師御影堂

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高野山にお伺いしたのは、もう1年以上前のことになってしまうんだと思いながらも、こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。

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そして本長谷寺へ。

本長谷寺

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こちらは道明上人がここに精舎を造営したことから、本長谷寺と呼ばれているところ。

お参りさせていただいた後に、中を覗くと、道明上人様の像があり、さながら今でも生きていらっしゃるような雰囲気を醸し出していて、思わず息を呑んでしまった程だった。

そしてすぐ傍には五重塔。

五重塔

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そして五重塔から本坊方面へ歩く。

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以前お伺いした際には4月ということもあって、牡丹が咲き誇っていたけれども、今回は6月ということで、境内の至るところでアジサイを見る事が出来た。

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本坊近くには閼伽井もある。

この閼伽井は、真言宗で灌頂等の重要な儀式法要に用いる清浄な水を汲むための井戸だったりする。

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そして本坊へ。

本坊

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本坊の中には入れないのだけれども、外から眺めることは出来る。

そして、この外からでも本坊内の廊下から見える景色がとても美しく、この景色は季節によって表情を変えていくのだと考えると、昔の人の美意識というものに敬意を表さずにはいられない思いで一杯になった。

ホント、日本って美しいところだなぁと。

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そして、美しいアジサイに見送られながら長谷寺を後にした。

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長谷寺を後にして、参道を歩くと、これから長谷寺に向かう、といったような人々が沢山長谷寺方面に連なっている姿を目にする。

今回境内でほとんど参拝客に出会わなかったのは、お伺いするタイミングが良かったのだと思いながら参道を歩いていると、2年前にぬいぐるみ?と思ったほどカワイイ猫ちゃんの姿を再びお店の軒先で発見して、心和んでいる自分が居た。

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