荼枳尼天さま

禅の友 2月号

昨日、赤坂の豊川稲荷東京別院に行って、稲荷別院会館のロビーで、ご自由にお取り下さいと書かれていた小冊子に目が行った。

これは永平寺にお伺いした際に瓦志納した時に頂いた『禅の友』ではないか!とびっくりしてしまった。

ついつい忘れてしまうのだけれども、豊川稲荷東京別院というのは、曹洞宗のお寺だったりする。

本殿で参拝していると、柏手を打つ人も少なからず見受けるけれども、神社ではないのだ。

禅に関係している宗派、ということも豊川稲荷東京別院が好きだったりする理由の一つなのかなぁ、とぼんやりと思ったりした。

豊川稲荷にお祀りされているのは、荼枳尼天さま。

スピ系のブログなんかを見ると、荼枳尼天さまに関するネガティブな意見を多数目にする。

辞書なんかで調べると

《(梵)Ḍākinīの音写》仏教の鬼神で、密教では、胎蔵界曼陀羅(まんだら)外院にあって、大黒天に所属する夜叉(やしゃ)神。自在の通力をもって6か月前に人の死を知り、その心臓を食うといわれる。日本では狐の精とされ、稲荷(いなり)信仰と混同されている。

goo 辞書より引用

〘仏〙 胎蔵界曼荼羅外金剛院に住する夜叉または羅刹(らせつ)の類。インドの民間信仰から密教によって仏教に取り入れられた。人の死を六か月前に予知してその心臓を食うとされる。日本では,稲荷神・飯綱(いづな)権現と同一視されている。だきに。

Weblio辞書 より引用

スポンサーリンク

ということで、願いは叶えてくれるけれども、その代わりに自分の寿命と引き換えに、ナンテいうことがまことしやかに言われていたりする。

神道系の伏見稲荷の神様はOKだけれども、荼枳尼天さまには近づいてはならん、なんていうことを言う人達も居る。

稲荷信仰というのは、確かに、一見御利益があるように見える。商売繁盛などを願うと、パアッと景気が良くなる。しかし一定期間経つと景気が落ち込む。そこでまた頼むと、景気が上向きになる。

しかし実はこれは、景気を前倒ししているだけで、本当に売上が増えたわけではないのだ。それが分からずに頼んでばかりいると、眼に見えない借金を抱えることになる。

こうなると、神界の闇のサラ金に手を出したような状態になり、後から後から高い利息が追いかけてきて、生かさず殺さずのがんじがらめの状態となる。

だから、稲荷信仰に熱心な人は、浮き沈みが激しい。この章で最初に書いた聖天さんも、実はこの、ダキニ、稲荷の霊系に属する神だ。だから御利益と祟りが大きいのである。新興宗教も似たようなものだ。世の御利益信仰の人は、心してかかられるが良い。

~http://www.kumokiri.net/kumo/kumo4.html より引用

こんな風に断定口調で物事を語られると、「へえ、そうなんだ」と、自分でちゃんと調べたりもせずに、お稲荷さんを毛嫌いしたりする人たちも多いと思う。かくいう私も昔はその一人だった訳だけれど(爆)

けれども、密教関係者のあいだには、荼枳尼天=大日如来=天照大神の等式が、ごくあたりまえのこととして認識されていた、という説もあったりするけれど、そういうことはお稲荷さん嫌いの人たちからは見事にスルーされている。

結局何を信じるかは、自分次第ということなのです。

なので私が荼枳尼天さまを大絶賛しているからと言って、万人に当てはまるわけでもないと言いたいわけで。自分でいろいろな神社仏閣に行って、自分と合う神様や仏様を見つけて欲しいなぁと思ったりする今日この頃なのでした。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.