食事作法について考える

神宮会館

今、小林秀雄先生の書かれた『本居宣長』という本を読んでいる。

今から約2年前、伊勢通いをしていた時に、瀧原宮に行くついでに松坂に寄った時、本居宣長記念館で本居宣長旧宅を見学した際に、ボランティアでガイドをしている方より、「鈴屋」について説明してもらった。

本居宣長旧宅の二階部分が「鈴屋」となる訳だけれど、鈴屋の2階へ上る階段は現存しており、その階段は外せるようになっていて、子息と古事記伝の作業をしている時には、誰も入らせないように奥様に命じていたとの事や、この階段が現存していると言う事を小林秀雄先生と谷崎 潤一郎が驚いた、等々のお話を伺ったことを思い出して、今更ながら小林秀雄先生の書かれた『本居宣長』の本を読んでいるという訳で(笑)

この本にはもちろん「鈴屋」についても書かれている訳だけれど、その描写を読むと、松坂で見た、その光景がありありと思い出された。

最近は伊勢からお呼びがかからないので(笑)、全くもって伺っていない訳だけれど、やっぱり伊勢に行くのならば、宿泊した方が良いと思う。東京からでも日帰り夜行バスツアーなんて利用すれば、宿泊しなくても行けてしまう場所ではあるのだけれど、なんだろう、いわゆる「パワースポット」的な効果って言うのかしらん?その土地の気を取り入れたいのならば、出来れば2泊3日くらいした方が良いんですよね。

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私が伊勢で宿泊する際に、いつもお世話になっていたのが「神宮会館」。

内宮から歩いて5分で行けるので、朝5時の開門と同時に内宮に気軽に行けるというアクセスの良さもあるし、お世話してくれるフロントの方やスタッフの人のホスピタリティが素晴らしいと感じていたので、予約が取れる際にはこちらでお世話になっていた。

施設はちょっと古めかしい部分もあるけれど、お部屋のテレビのチャンネルには伊勢神宮を紹介しているチャンネルもあるし(これは同内容のものが神宮会館の売店でDVDが販売されていたので、もちろん購入したー笑)神宮会館の中には、至る所に神道を感じさせるものがあって、私の様な神社仏閣好きにはたまらない宿泊施設なのです。

お食事なし、というプランもあるけれど、お食事はリーズナブルな割には、とても美味しいので、大概はお食事つきプランで申し込んでいた。

初めて神宮会館でお食事した際に感動したのは、箸袋。

神宮会館箸袋表

この裏を見ると食事作法が書かれている。

神宮会館箸袋裏

一、食前 静座一拝一拍手

たなつもの百の木草も天照す
日の大神の恵みえてこそ
(いただきます)

一、食後 端座一拝一拍手

朝宵に物くふごとに豊受の
神の恵みを思へ世の人
(ごちそうさま)
詠人 本居宣長

ここで、本居先生のお名前を見た時には、とても感動してしまったのでした。

今は「いただきます」や「ごちそうさま」という言葉を聞く機会も少なくなっているけれど、やっぱり日本人なんだから、こういう食事の作法は守った方が良いんじゃないかな、とは思う。

単純な話、祈った方がお食事がとても美味しく感じますしね。

神宮会館、じゃらんnetでも予約できるけれど、今はクラブツーリズムでも神宮会館利用のプランなどがあるのを目にすると、やっぱりお伊勢参りって流行っているんだなーなんて思ってしまったのでした(笑)

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